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銃・病原菌・鉄(上巻) [ ジャレド・ダイアモンド ]のレビューは!?
年齢不詳さん
とても満足しています。ありがとうございました。対応も迅速でした。
40代 男性さん
有名なピュリッツァー賞、コスモス国際賞受賞。英語は読めない私にとっては朝日新聞「ゼロ年代の50冊」第1位は評価すべき評価でした。購入の動機はこれら世間の評判に加えて題名と表紙のかっこよさ。マイナス面は上下巻それぞれ900円の値段でしょうか。かっこよさだけだと、この値段は考えてしまいます。 進化生物学者でカリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部教授の著者は、肩書き通りまじめな進行です。この本のように自然科学の本は私にとっていつもそうなのですが、最初の方が非常に退屈です。急に眠気が覚めるのは、やはり歴史上の虐殺、殺戮の場面についての記述です。マオリ族とモリオリ族との描写や、ピサロのインカ帝国侵略の流れ、これらは胸が痛くなりながら、なぜか興味を強くひかれる内容です。学術的な本にドラマのようなバイオレンスを求めているようで恥ずかしいのですが、名もない類人猿、ネアンデルタール人やクロマニョン人などについての記述より生々しく、現実味があり、身につまされるようになってクレッシェンドが始まります。 同じ考え方や事実の記述が繰り返されますが、私のように記憶が曖昧になって前のページに戻ったりすることが多い人間にとっては、非常に読みやすい内容です。 結論としては読まないと損する本です。
40代 女性さん
定評を得た本の文庫化ということで、2分冊を買いまして、そのうちの上巻です。 パラパラっとめくった感じでは、専門書っぽくてとっつきにくいのですが、いざ読み始めると、何故か通勤の合間などにすいすい読めてしまいます。 上巻においては、銃や鉄はあまり出てこなくて、病原菌の部分かなあ。 ある文明と文明が出会ったときに、どうして片方が片方に従属し、あるいは、滅亡させられ・・・こういったことが民族の優劣でもなんでもなく、偶然の地理的配置(大陸や島嶼の形や距離)、気候、そこで生育する動植物の構成などにより差異が生じ、そして、たまたま出会ったタイミングに運命付けられる。 先史時代を含む歴史についてこういう視点を持っていなかったので、大変刺激的でした。さて、これから下巻です。
40代 男性さん
同じ事が繰り返し出てきて、少しくどいです。 読み易い文章ではありませんが、非常に興味深い内容です。
40代 男性さん
著者は特に専門の進化生物学により、進化論によって紀元前700万年のアフリカでの人誕生を説いています。しかし進化論は間違いです。多様な生物には其々固有の種が存在し、種と種の間の壁を破って通る事は出来ません。遺伝の法則によりチンパンジーはいつまでもチンパンジー、人間はいつまでも人間であり続けるのです。その事はメンデルが証明しました。もしもチンパンジーやサルから人間が進化したのなら、他の生物よりも卓越した「知性」が与えられた人間の生命の尊厳は無くなってしまいます。また進化論を肯定する場合、創造主である唯一神を否定している事にもなります。故に、進化論はサタニズム(悪魔主義・悪魔崇拝)であるとも解釈出来ます。 旧約聖書・創世記1章24〜25節「ついで神は、『地は、その種類にしたがって、生き物、家畜や、はうもの、その種類にしたがって野の獣を生ぜよ』と仰せられた。するとそのようになった。」 人間社会の展開に影響を与えたものの一つとして、植物の栽培化と動物の家畜化の食糧生産が在り、余剰食物の蓄積・貯蔵から非生産者階級が生まれ、人口稠密な大規模集団と集権的社会の形成に繋がり、技術、政治、軍事等の発達に繋がったとしています。そしてタイトルにある兵器である銃や鉄、原住民が対抗する免疫力をまだ持っていない種類の病原菌を運ぶ事によって、侵略、民族の遷移、勢力拡大に繋がったとしています。 その食糧生産がB.C.8500年〜B.C.7000年以前から最初に始まったのは、メソポタミア地方の「肥沃三日月地帯」であるとし、小麦、エンドウ、オリーブ、羊等が栽培飼育されていたとしています。 現在の中東地域であるメソポタミア地方は砂漠化していますが、昔は土地が肥えて緑豊かでありました。そして世界最初の文明が誕生し、食糧生産から都市や文字の誕生、そして帝国の誕生へと繋がりました。 文字はB.C.3000年頃にシュメール人によって作り出され、食糧の収支報告・記録の必要性から、文字のシステム化へと繋げました。 現在においても其々「旧約聖書」を根拠とするキリスト教・イスラム教・ユダヤ教の世界三大宗教の聖地の存在する所であり、イスラエル建国が原因であるパレスチナ問題によって世界の火薬庫となっている事、世界有数の石油産出地域、地理的にも大陸の交わる要であり、人の誕生から現代、そして未来においても、中東地域は様々な面において、世界の中心でありつづけるのです。
年齢不詳さん
難しい内容なのかと思っていましたが意外とわかりやすくすらすら読めます。 おもしろいです。
60代 男性さん
後半から面白くなり、一気に読み上げてしまいました。
50代 男性さん
先進国が植民地政策を推し進めることが、どうして出来たのかを知ることが出来る本です。歴史の教科書では解らないような歴史の疑問が少し解決出来る本です。歴史を深く理解しようと思う人にはオススメです。
30代 男性さん
本書とはまったく関係ありませんが、 Global Rich List というサイトをご存知でしょうか? 自分の年収を打ち込むと「世界の年収ランキングで何位か」 を算出してくれるというサイトです。 長い不況で、ここ何年もの間収入が減っている 平均的日本人サラリーマンの年収でも、 世界で見ると上位4%以内に入ります。 (ちなみに生保平均受給額(世帯当り)も10%以内!) 生活が厳しいはずの日本人も世界全体では収入額で見ると どうやら金持ちのグループに入るようです。 (物価とかは抜きにしてですが。) 本題からだいぶ脇道にそれていますが、 日本を含めた先進国と、発展途上国との間には、 かくも大きな貧富の差が歴然として存在しているわけです。 その理由は? というのが、本書の命題です。 歴史的に見て現在まで存続している文明が発達しなかった、 発展途上国・地域に住む人々は知的に体格的に劣っていたのだろうか? あるいは、遺伝学上劣った人種だったのだろうか? 当然、そのような答えはNOです。 その答えは・・・ ネタバレになるので、明記しませんが、 その説明、回答には、それに至るまでのプロセスも含め 感服するとしか言いようがありません。 上・下巻807ページの大分量ですが、 読んでいて飽きることがありませんでした。 オススメの本です。
40代 男性さん
クチコミと新聞の書評が良かったので購入しました。 まだ読んでいませんが期待大です。