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告白 [ 湊かなえ ]のレビューは!?
30代 女性さん
映画化されたCMを見て、少しきになったので購入。 読み物としてはおもしろかったです。 読みやすい内容でした。そして、親のあり方、大人のあり方を考えさせられました。
30代 女性さん
とりあえず買ってみましたが、 すでに読んだことのある作品でした・・・ 読み進めていくうちに内容を思い出していきましたが、 完全に全部は忘れていたので、 ラストはまた衝撃を受けました(笑) けっこうおもしろいので、おすすめです。
40代 女性さん
初めてこの方の作品を読みました。一気に読めてしまいますね・・・中々最近本をじっくり読む事がないのですが、これから涼しくなって秋の夜長にこの作者の他の作品も読みたいですね。
30代 男性さん
映画化される話題の本ということでどんなものなんだろう と思い読んでみました。 会話文が少なくびっしり詰まった内容の濃い本ですが、 淡々とした切り口なのですらすら読んでしまいました。 登場人物が少なく一人ひとりの立場にたった描写に なっているので相関図とか頭に描かなくても読めます。 内容に関してはとても重く、身近にも起こりうる可能性 があるようでフィクションと思えない作品でした。 実際の事件も引き合いに出されていたこと、それと 有名な方に似た登場人物が重要人物になっていた ことには違和感を感じました。
年齢不詳さん
一気に読んでしましました。少し過激すぎると思いますが、これから子供を持とうという私には、とても考えさせられる内容でした。
年齢不詳さん
かなり話題になったので、文庫になるのを待っての購入。 期待しすぎてしまったのか、こんなものか〜というのが正直な感想。 ただ、あっという間に読めるので、さくっと読書したいときには丁度いいかも。
40代 男性さん
そんなに本を読む方ではありませんが、久しぶりにおもしろいと思って読んだ本でした。 語り手が変わっていくおもしろさ。それぞれの立場から真相が語られていく展開。斬新で引き込まれ、一気に読んでしまいました。 私だけかも知れませんが、人を育てていく教育という観点で、難しさを感じさせられました。家庭であっても学校であっても、語られない人の心を感じ取ることなど大事なのでしょうか?色々なすれ違いから不幸な事件が起きているような感じさえしました。
年齢不詳さん
中学生の息子に購入したのですが、先に私が読みました。 映画を観ていなかったので、詳しい内容はわからないまま 読み始めましたがおもしろくて途中でやめられず一気に読んでしまいました。 主人公の先生の母としての気持ち、少年A,Bの母の立場、同じ中学生の息子を持つ母としていろいろと考えさせられました。 結末は意外でした。
30代 男性さん
半日で読み終わりました。 最後は「えっ。。」って感じでしたが、 結局は スッキリ しました。 おそらく、この本の評価は 賛否両論あるでしょう。 ハッピーエンドではないので、 後味の悪さを残す方も多いのでは? しかしながら、 私が思うには、 「人の本質を鋭く突いた良作」 だということです。 著者は私と同年代です。 民主主義 → 個性 オンリーワン が重視される(そう自分が感じた)社会で 人が育っていくと、 「やっぱり、こうなるよね」 と妙に納得しました。 つまり、すっきりしました。 私は、行過ぎた自由社会より しばりのある社会の方がよいのでは? と最近思い直しています。 みんな自由になりすぎて、 一緒にいながらも 誰も交わらない・・・・・。 それが、この作品の 問題提起のようなものだと。 40歳以下は、みんな読みましょう☆
40代 女性さん
「みんな、自分の事しか考えていない」 単行本は「教え子に愛娘を殺された女教師が裁きを法に任せることなく取った復讐の手段とは?」のような紹介文で話題になっていた。 本屋大賞にも選ばれていたし、文庫本になったので早速読んでみた。 この手の題材の作品から、何かを教えられようとか考えさせられようとか思って読み始めたが、実際にはただただミステリーとしての面白さだけで読み終えた。 この本は、何かを教えられるとか考えさせられるとかいう本ではなく、「ああ、こんなに人の心の闇やゆがみやいびつさだけをを前面に出して文章にできるんだぁ」という事を発見する本だと思う。 一人称で実際の事件や実在の人物を折り込みながら進んでいく文章展開は角田光代のスタイルにも似ている。 物語は、五つの「告白」から成り立っているが、一人ひとりが皆、自己中心で自分の事しか見えていない。 娘を殺されてしまった女教師にさえ同情する事は難しい。 それぞれの登場人物が自分さえ良ければと策略を巡らし、次々と起きるどんでん返しで覆され裏切られていく。 救いようも無くエゴと人間らしさを感じさせない無機質が交差していく。 これだけグロテスクで救いようがないのに、すらすらと読めてしまうのは無駄をそぎ落とした話し言葉の一人称の故か。 現代社会の病んだ心を見事に描き切っている。 この作品の凄い所は、感動や教訓等や最後に取ってつけた様なハッピーエンドを狙わず、ぶれる事無く終始一貫して人間の心の闇に巣食う病み、悪意、甘え、自己中心を描き切った所ではないかと思う。 読後はたっぷりダークになれる。